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皆さま、はじめまして。
ハワイ・アラモアナでフットケアサロン「フットソース」を運営しております比嘉です。

フットソースはハワイで初めての本格巻き爪ケアができるサロンであり、巻き爪や外反母趾など、足のお悩みに関わる駆け込み寺として現在までに延べ1,000人以上の方のケアをして参りました。

2000年に日本の百貨店勤務を経てハワイに渡り、販売員としてワイキキで働いていました。ハイヒールを履いての毎日の立ち仕事。足のタコ、外反母趾、巻き爪、足の蒸れなど、「いったい、いつまでこの仕事を続けられるだろうか」と悩みの尽きない毎日でした。

そんな中、好奇心旺盛だった私は、自分の巻き爪を改善する方法を習得したいと考え、日本の講習会に参加したり、外反母趾の痛みを軽減するグッズを探したりしながら、自己流のマッサージを自分で行なっていました。

その頃は、まさか自分がフットケアをお客様に施すことになるとは夢にも思ってもいませんでした。ただただ、自分の痛みを改善したいという思いだけでした。

そんな痛みと戦いながら仕事をする毎日でしたが、主人が急な病いで倒れ、自身の両親も他界するなどの出来事を同時に体験し、私自身の事を考える余裕もなく、仕事と病院の往復で心身共に疲れ果てていきました。

そんなある日、主人の母に「これからは自分の本当にしたいことをしなさい」と声をかけたいただきました。きっと疲れ果てた私の姿を心配してのことだったと思います。主人の母からの応援受けて、私はずっと趣味で行なっていたネイルを本格的に習いに行くことにしました。

ネイルの資格を取得した私は、そのまますぐにネイルサロン勤務を始めます。
ネイルの仕事はとても楽しく、夢中になりましたが、ネイルサロンでお客様とお話をする中であることに気がつきます。外反母趾や巻き爪、角質など、以前の私と同様にハワイのお客様は「足のトラブル」を抱えた方がとても多かったのです。何とかしてあげたいと強く思った私は、日本へ一時帰国し、メディカルフットケアのフスフレーゲ資格(重度の巻き爪まで補正する技術)を取得しました。

卒業後に師匠と一緒にケアホームで爪を切るボランティアを行い感じた事。それは、病気などではなく、爪の悩みが原因で歩くのが困難になった方がとても多かったのです。同時にサロン独立への不安なんか吹っ飛ぶほどに、私にも何か出来るはず！と強く思い、ハワイへ戻り、すぐにサロンをオープンしたのです。

今でも、毎日が勉強で試行錯誤していますが、来て良かったと笑顔でおかえりになるお客様と出会えた事に感謝しながら毎日を過ごしています。ぜひ、ハワイに来られた際にはフットソースまでご相談ください。