理想的な歩き方
基本の歩き方
1 かかと→つま先の順に着地
2 体重を前足に乗せたら、後ろ足のつま先で地面を蹴り、重心を前方に移動
これらを意識しながら、繰り返します
あなたの普段の歩き方は大丈夫ですか? 悪い癖がついていないか、自分の歩き方をチェックしてみましょう。
こんな歩き方はNG!
猫背歩行・・・首、肩、背中のコリの原因に。胸も閉じた状態になり呼吸も浅くなります。視線を上げて背筋を伸ばして歩きましょう。
横揺れ歩行・・・人混みで、よく人にぶつかったりしませんか? お尻と太ももの内側をキュっと締めるように意識して歩いてみましょう。
タテ揺れ歩行・・・体が上下に揺れながら歩くと、関節に無駄な負担をかけています。ゆっくり、確実に体重移動できるように、練習してみましょう。
内股、外股歩行・・・正しく踏み込めないので、脛部分に負担がかかり、筋肉痛になったり、ひざ痛、O脚の原因にも。膝と足の甲が進行方向に向くように歩いてみましょう
足音が大きい歩行・・・踵に負担をかけながら歩いています。ひざ痛、股関節通に。踵からつま先に抜けていく感じを意識して、丁寧に歩いてみましょう。
最初は、全身の筋肉を意識して歩くのがとてもきつく感じると思うので、少しずつスタートして、慣らしていくと良いでしょう。変な歩き癖がついていないか、お友達やご家族同士、お互いの歩き方をチェックし合うとご自分の歩き癖が発見できますよ。
歩いた後は筋肉をほぐしましょう
疲れが残らないようにしっかりとクールダウンしましょう。ゆっくりと呼吸しながら
気持ちいいと思える程度のストレッチを行います。肩甲骨のストレッチ、前屈ストレッチ、屈伸ストレッチ、アキレス腱ストレッチを運動後に行う事で、疲れが残らずしなやかな弾力性のある質のいい筋肉がつきます。ウォーキングは他のスポーツと比べると運動したという意識が少ないため、運動後の体のケアをしない人が多いようです。
良いウォーキングは全身の筋肉を使いますから、ストレッチをして疲労物質をスムーズに代謝させて、気持ちよく疲れを抜いていきましょう。