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ランニングの足のトラブル

ランニングの足のトラブル

フルマラソンなど長距離のランニング後の足のトラブル

中でも足の爪が剥がれた経験のある方って多いのではないでしょうか

走り終わったら爪が真っ黒に変色していたり、数日後に爪が浮いてきて剥がれたり

親指の爪や、他の爪も癖になってしまったのかいつも剥がれますと、ランナーの方から相談をお受けする事が多い季節になって来ました

フルマラソンだと約4万歩以上、地面を蹴るのですから、爪にかかる圧も相当なものです

原因は、「サイズがあっていない靴」です

靴の中で足指が当たっているから起こるのです

何故サイズが合っていないと爪が剥がれてしまうのかと言うと、

1)ランニングシューズのサイズが大きい場合

走っている時に、靴の中で足が少しずつ動いてしまい、足指先が靴に当たり内出血や、爪が浮いてくると言う事が起こります。

対策は、1cm以上大きいサイズは調整が難しいですが、少し厚みのある靴下や、紐の結び方で足にフィットさせて、前に滑って行きにくいようにしてください

2)ランニングシューズが小さい場合

ベテランランナーの方で足の動きを理解されている方は、すでにぴったりのサイズを選ばれています。長距離を走っていると浮腫みが生じて、親指が当たる事があります。長距離用の靴のサイズを選ぶ時には、20km程走った後の浮腫んだ状態で靴のフッティングをしてみるか、指先が多めに(長め)のデザインのシューズを試してみてください。

それでも、走った後に爪が黒くなって内出血していたり、剥がれて来たら

酷い場合は、病院に行って適切な処置をしてください。

皮膚や、爪を清潔に保ち、無理に剥がそうとせずに、靴下や、ブランケットなどに引っかかってしまわ無いように、絆創膏などで保護してください

普段から出来る対策として、爪を強化しておくのも大切です

強化といっても、爪を硬くするのではありません。

爪が硬いと、パキッっと割れたりしやすいので、保湿を行います

爪にキューティクルオイルをつけて軽く揉んであげる事で割れにくい柔軟性を持った爪に育てる事が出来ます

これは、足の爪だけではなく、手の爪が折れやすい方も、キューティクルオイルを爪につけて揉み込む事で、割れにくい柔軟性のある爪になりますよ

そうは言っても、2週間後にはホノルルマラソンも迎えます。

走っている時に、靴擦れが原因で血豆、水豆が出来た時の為にリガードスキンケアと言う、少し厚みのある絆創膏や、ワセリンなど、応急処置アイテムを準備して、

豆などは、仕方ないと強い心で挑んで頑張って下さいね

どんな靴を履いたら良いのかは、マラソン歴や、足の形や目的によって変わって来ます。サイズの選び方は共通ですので、参考になりましたら幸いです

サイズの選び方

・ヒール部分とかかとを合わせます

・靴紐締めて、指先に捨て寸という余りを約1cmぐらいが一般的です

・左右で大きさの違う事も多い為、必ず両足とも試しばきしましょう

・硬いフロアーを歩いてみて、踵が脱げないか確かめて、ずれない物を選びましょう

【Mizuno shop net】画像引用