クローズ

足アーチの崩れが原因で進行する皮膚のトラブル

足裏にタコや魚の目は何故出来るの
でしょうか?皆様は考えた事は
ありますか?

私は、職業柄と、性格が相まって何故
だろうっといつも考えています。

特にハワイには足裏にタコや魚の目が
ある方が多いと感じます。足裏に出来
る皮膚トラブルは足アーチが崩れると
起こります。

「足アーチ」は、踵、親指の付け根、
小指の付け根を起点としていて
「外側アーチ」「内側アーチ」
「横アーチ」という3本のアーチ
を構成しています。

歩くときにバネのような役割を
して地面からの衝撃を吸収、分散
して受け止める重要な役割を
果たしています。

ところが、何らかの原因で足アーチ
が崩れてしまうと、足のどこかに
無理な力がかかる事になるため、
開張足、外反母趾、浮腫み、こむら返
りなども起こります。どれかに心当た
りのある方は、早めにケアして
いきましょう。

では、アーチ機能の低下を防ぐには
どうしたらよいのでしょうか?

結論から言うと足裏(足底筋膜という
足裏にある筋肉)をしっかりと使って
歩く事です。

普段、ハワイで暮らしている私達は
ビーチサンダルを履く事が多いのですが
、ビーチサンダルでは、足裏を使って
歩行する事が出来ません。

立ちっぱなしの仕事の方、逆に座りっ
ぱなしの方も週1日、少しの時間でも
良いのでスニーカーで歩いてみましょう。

トレーニングすることで足裏も柔ら
かくなり蹴る力も
ついてきます。

靴の選び方も重要なポイントです。
安定した歩き方の出来るウォーキング
シューズなどの紐のあるスニーカーが
おすすめです。
踵が、パカパカして脱げない靴を
選びましょう。

足底板(インソール)を作って垂下
した骨格を持ち上げたり、五本指靴下
やテーピングなどで補助しても
良いでしょう。

最後に、タコや魚の目のケアの方法
をご紹介します。

タコ…増殖した角質部分だけヤスリや
ファイルで丁寧に取り除くケアをします。
ネイルサロン、フットケアサロンでも
行っています。

魚の目 、イボ…酷くなる前に皮膚科の受診
をして、早めに治される事をお勧めします。

足のケアは後回しになりがちですが、身体
全体を毎日支えてくれている足をもっと
大切にして、痛くない足を目指して
出来る事から始めましょう