巻き爪で痛くならないように知ってほしい事
皮膚に食い込んで痛みがあることを巻き爪と呼びます。見た目の症状は、爪が丸くなっていたり、指に力を入れると痛みが走ったり、爪の伸びが遅くなったりと様々です。
痛みが出ているのに、放っておくと、その痛みをかばって歩行に障害が出たり、足底に痛みがでたり、頭痛、肩こり、腰痛、膝痛までつながる恐れがありますから、対処が必要です。
もしかしてと思ったら、主治医に相談してください。
でも、巻き爪って何故なるのかご存じでしょうか?自分に心当たりがないか、チェックしていきましょう。
最近、急にいたくなった人、もう何十年も昔から痛みのある人、様々ですが、痛みの原因は、ほとんど同じです。原因を知ることが繰り返さない、巻き爪や爪のトラブルを防止します。
一般的に、巻き爪の原因の一つと言われるのが
爪疾患…爪水虫などが原因の場合は、爪が厚くなったり、変色して巻き込んできます。
体重…爪の切りすぎには注意しましょう。妊娠中も、体重がかかと重心になり、巻き爪になりやすい状態です
健康状態…内疾患が原因の場合もありますので、内疾患の治療を優先に行います。放射能治療などが影響した場合は、医師に、相談してください
遺伝…遺伝的な巻き爪の場合
怪我…内出血や、爪が抜けてしまった場合、新しく生えてきた爪が、陥入爪になりやすい
加齢…加齢とともに、爪も乾燥が始まります。乾燥が原因で、巻き爪、二枚爪、タテ割れにも
爪切り…巻き爪の一番の原因は深爪です。角を切りすぎに注意が必要です
巻き爪になる原因に、心当たりはありましたか?
爪は、線路を走っている列車だと思って下さい。一度、線路から外れると、次にどこを走ってよいのかわからなくなるのです。
爪の手術をしたり、マラソン後に抜けた爪が生えてきた後に、爪がまっすぐ伸びないこともありますし、深爪をしたら、線路が内側になってしまうので、どんどん皮膚の中に食い込んで伸びてしまいます。爪は指先に体重が乗ることで爪にも圧がかかって平らになる仕組みなのですが、正しく歩行できない状態だと、指の腹が地面から浮いてしまい指そのものが丸くなり、爪も丸い線路に沿って伸びてくるので巻くという現象が起こります
原因は分かったけれど、何から始めて良いかわからない?それなら基本ですが、正しい爪の切り方をして、歩行しやすい靴をきちんと履く事からスタートしてみましょう